①インデックス投資と高配当株のメリデメ知りたい人
②高配当株投資をしたいけど、あと一歩踏み出せない人
こんにちは、ちゃる(@charl_0222)です。
資産形成をはじめてから積立NISAはやったけど、その後の選択肢はどうしよう…?
インデックスに追加投資?それとも高配当株?どっちがいいんだろう…こんな悩みありませんか?
僕も同じ悩みを持っていて、悩みに悩んで高配当株に投資比重を置くことにしました!
この記事では、僕が高配当株に比重を置く決断をした以下の情報を紹介します。
- インデックス/高配当株投資のメリット・デメリット
- インデックス/高配当株の運用パフォーマンスの差
- 高配当株に比重を置く3つの理由
この記事を読むと、高配当株に一歩踏み出す後押しになれるかもしれません。
株を売るストレス(難しさ)から解放されたくて、日々のおこづかい(配当)で「今」の人生の豊かさを上げたい人に高配当株はオススメ
インデックス投資と高配当株投資のメリット・デメリット
複数の投資ブログ・動画を見て、メリット・デメリットをまとめました。
上表の黄色塗りの部分が、向き不向きの結論です。
運用パフォーマンスは、インデックスのほうが高配当株よりも2~3%良くなることが多く、これは複利運用となると大きな差となります。その差を次で見ていきましょう。
インデックス投資と高配当株の資産所得の差
投資をする上で、パフォーマンスを見積もっておくことは、とても重要です。
例えば、毎月10万円をインデックスと高配当株(配当再投資)へそれぞれ30年間投資した場合のシミュレーションしてみます。
- 投資額 :毎月10万円
- 投資期間:30年
- 利回り :インデックス➠年利6%
高配当株➠年利3%(再投資で運用) - インデックス取り崩し:30年後に毎年4%取り崩す
この結果から、30年後にインデックス投資では4%ルールでの取崩しを実施した場合と、高配当株は税引き後3%の配当利回りが得られた場合とで、その額は
インデックス投資 … 320万円/年
高配当株投資 … 174万円/年
となり、インデックス投資の方が高配当株よりも146万円/年の多くの収入を得られます(高配当株の配当金を全額再投資しなければ、差額は146万円/年よりもさらに広がる)。
つまり、高配当株に投資をするということは、
高配当株を選択するということは…
インデックス投資のデメリットである『取崩す精神的負担/暴落時の不安/長生き時の不安』を解消する代金として、年間146万円支払うということ
数字にしてみると、かなり大きな額になりとても驚き、これをきっかけにインデックス投資か高配当株投資かめちゃくちゃ悩みました笑
それでも僕は、資産が増えること以上に精神的な安定を得る方が自分に向いていると思い、高配当株に比重を置くことにしました。
以下では、高配当株を選択した決め手となった理由を3つ紹介します。
高配当株に比重を置く3つの理由
理由①:将来の大金より、今の小金の方が価値がある
僕が高配当株を選んだ一番の理由がコレです。
年老いてから or 若いときにお金を使うであれば、私は若いときにお金を使う方が自分の経験値を増やしたり、楽しい・素敵な思い出を作りながら充実した生活が送れると思っています。
インデックス投資の場合、常にキャッシュフローはマイナスで、その我慢分を最後に一気に花咲かせて、成長した資産を受け取ります。
受け取り時期が老後となると、若いときにやりたかったことは体力面を考えるとできなくなっているかもしれない。それって人生の充実度を考えると勿体ないなと感じてしまいます。
一方、高配当株の場合、資産を作りつつ、育てた配当金を使って、再投資による資産を増やす or 自己投資や心を豊かにする選択の自由度が魅力なので、高配当株を選定することにしました。
日々の生活が改善していくことに高配当株の価値があると思います
理由②:エリクサー使えないのに、4%ルールを実践できるわけがない
私の性格上、ファイナルファンタジーというゲームで登場するエリクサー(HPもMPも全回復できるゲーム中で取得できる個数が限られている貴重アイテム)を使えない性格のため、老後に取崩す精神的負荷がかかるインデックス投資は向かないなと思ったわけです。
そんな貴重アイテムを使えないということは、現実世界でインデックス投資で増やしに増やした資産(エリクサー)から定期的に取崩すことなんて、精神的に耐えられる気がしません。
それだったら、自分の意思とは関係なく、定期的に配当金を出してくれる高配当株の方が精神的に良いと判断しました。
インデックスと高配当株を併用すれば、エリクサーを貯めながらも使うというおいしい戦略がとれます。
エリクサーが使えないことを「エリクサー症候群」というらしい
理由③:売りの大変さから解放される
インデックス投資は買いは楽だが、売り時/出口戦略が難しいと言われます。
- 株価が暴落時にも、規則正しく4%取り崩せる精神力があるか?
- 株価がどんどん伸びている時に、利益確定せずに(取り崩さずに)もっと増やしたくならないか?
- 不景気で株価低迷し、「4%で取り崩し続けると15年後に枯渇しそう」というのが見えた時に、それでも元のルールを信じて4%で取り崩し続けられるか?(結局お金を使えなくならないか?)
- 一度増やした資産総額を減らすことができない(増えたお金が減っていくのは、苦痛)
一方、高配当株は買い時の難しさ、銘柄管理の大変さはありますが、基本的に売らずに配当金を得るのが目的となるため、売りそのものをあまり考えなくても良い点が精神的に心地よいと感じました。
豆腐メンタル老後に精神すり減らすのは、ちょっとしんどい
まとめ
株を売るストレスから解放されたくて、日々のおこづかい(配当)で「今」の人生の豊かさを上げたい人に高配当株はオススメです。
積立NISAで老後の心配を解消、高配当株で日々のQOLを上げる。
コレがバランスが良くて、メンタル的にも安定するので、個人的にはしっくり来ました(両学長もこのタイプですね)
インデックス or 高配当株のどちらに重きを置くか悩んでいる方は同じような悩みを持っている気もします。
①高配当株の精神的安定は魅力だけど、やっぱ資産の成長率低いよね
↓
②やっぱりインデックス投資✕4%ルールが資産増やす上で、一番いいよね?でも4%で取り崩せる自信ない…
↓
③そしたら、インデックスで増やしてから、老後に高配当株へ移行して配当金もらうのが最適じゃない?
↓
④インデックスと高配当株は、買いのスキルが異なるから、インデックスで増やした多額の資金を一気に高配当株へ移行するのは、あまり推奨されない
↓
⑤じゃあ、インデックス9割、高配当1割くらいで、勉強用に少額運用し、スキル磨けばいいでしょ!これで完璧や!
↓
⑥いや、でも若いときにお金使わず我慢して、インデックス投資で資産増やすことで老後充実させても、それって心は満たされるの?
↓
⑦じゃあ、やっぱりキャッシュフロー改善できる高配当株か。でも…
↓
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最終的には、本記事で書いたように自分で考えに考えた末にようやく自分の中で一本の道筋が見えたので、すごくスッキリしました。
少しでも投資先にお悩みの方の助けになれると嬉しいです!
高配当株の効率的な探し方についても記事を書いています。興味があれば読んでみてください。
それではまた!
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