①高配当株に興味があるけど、選び方が分からない
②高配当株を効率的に探したい
こんにちは、ちゃるしょです。
最近、インデックス投資以外に、キャッシュフローを良くしたいので、高配当株投資を実践しています。
ですが、銘柄選定が人の意見に頼りっきりなので、自分でも探せるようになりたいと思っていたところ、両学長が私にぴったりな動画をアップしてくれました。
この動画では、高配当株の探し方、ツールの紹介をしてくれています。
紹介されていた方法で高配当株を探す中で、さらに効率的に高配当株を絞り込む方法を見つけたので、動画の要約を交えながら、紹介したいと思います。
高配当株の探し方
① 高配当株リストを入手する
② 過去の業績を見る
③ 企業HPで現在の業績を見る
④ あらゆる情報を元に将来予想し、投資するか判断する
高配当株の投資先を決める上で、大前提は高配当であること。
そして、配当金を継続して安定的に出してくれ、さらに増やしてくれること。
そのためには、経営状況・財務状況が健全である必要があるので、過去・現在・未来の業績を考える必要があります。
今回は①、②にフォーカスして説明します。
①高配当株リストを入手する
今回は、配当利回り3%以上を高配当銘柄とし、探します。
②過去の業績の調べ方
以下の指標を元に選定します。なぜこの指標を使うのかを理解した上で銘柄選びするために、それぞれの指標の役割は後述します。
両学長の動画では、
①高配当リストの入手
⇛「Yahooファイナンス 配当利回り」で検索
②過去業績の確認
⇛高配当リスト掲載企業についての上記指標を「IR BANK」でチェック
という流れでしたが、Yahooファイナンスで配当利回り3%以上の銘柄を調べてみると657社もあるんですね。。。調べてみて驚き!
効率的に高配当株を絞り込む方法
そこで、Yahooファイナンスを使うより、効率的に絞り込みする方法を見つけたので、紹介します。
その方法は、バフェットコードという無料ツールを使います。
このツールでは、配当利回り、配当性向などの条件を付けて、銘柄選定できるツールです。
これを使うことで、判断基準が数値化されている指標で銘柄の絞り込みができます。
この条件を使うと、配当利回り3%以上の657銘柄から52銘柄まで選定することができました。
絞り込みした銘柄を元にIR BANKを使い、残りの指標を確認するのが効率が良くておすすめです。
バフェット・コードの使い方
検索 or 下記リンクから、バフェット・コードへアクセス。
会員登録など面倒くさいこと無しで使えるのが嬉しいです。
後は、以下の画像通りに進めます。
カンタンですね。
これをやることで、高配当株の判断基準に合致した絞り込みができました!
絞り込んだ銘柄のその他指標をIR BANKで確認
候補銘柄が絞り込めたら、後は動画で紹介されていた内容を実践していきます。
キーワード検索 or 下記リンクから、IR BANKへアクセス
後は、以下の画像通りに進めます。
ここから、各指標をチェックしていきます。
会社業績の項目では、営業収益(売上)、EPS(1株あたりの収益)、営業利益率をチェック
財務状況の項目では、自己資本比率をチェック
キャッシュ・フローの推移では、営業活動によるCF(キャッシュフロー)と現金等をチェック
配当推移からは、一株配当と配当性向をチェック
慣れれば、1銘柄3分くらいで見れると思います。
Yahooファイナンスでの銘柄選定だと、IR BANKでの業績確認は、657銘柄×3分/1銘柄 = 1971分 ≒ 33時間かかりますが、今回紹介した方法だと、52銘柄×3分/1銘柄 = 2.6時間で済みます!
高配当株の選定指標の役割
動画では、しっかりと指標についての説明もあったので、まとめておきます。
安定して成長しているかを確認する指標
会社の利益を生み出す会社の力の指標。
右肩上がりなら、会社は成長している証拠。
売上高の内、どれくらいが営業利益かを示す指標。値が大きいほど、収益性が高い=儲かるビジネスということ。
東証1部上場企業(金融業以外)の営業利益率平均は7%前後
自分の会社のお金でやり繰りできているかを示す指標で、企業がカンタンに倒産しないか?という安全性を確認する指標。
その年の商売で、いくら手元の現金が増えたを示す指標。過去10年で1年でも赤字がある会社は、両学長は買わない。
企業の究極的な目的は、キャッシュを稼いで増やすこと。長期的に見て、現金が増えているキャッシュリッチな企業を選定する。
安定性の確認:頻繁に配当金が減っていないか(減配)、配当金が0円になっていないか(無配)、リーマン・ショック(2008)に減配・無配になっていないかチェック
成長性を確認:配当金が増えているかどうか
その年の利益の内、何%を株主にキャッシュバックしているかを示す指標。
70~80%を超えてくると、自己投資に使える額が20~30%しかないので成長があまり期待できず、今のレベルの配当金を出し続けるのは厳しくなってくるイメージ。
おわりに
今回は、バフェット・コードという無料ツールを使って、高配当株探しを効率的に実施する方法を紹介しました。
今回の方法をベースに、高配当株をコツコツ買って、キャッシュフローをしっかり強化していきたいです。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです!
それでは、また!