こんにちは、ちゃるしょです。
昨今の投資ブームに乗って、僕も投資へ励んでいるのですが、皆さん投資の達成目標額って持っているでしょうか?
これまで、とりあえずインデックス投資して、高配当株投資もして、なんとなく『1億円くらい貯めれたらいっかな~』とぼんやりした考えはあったものの、投資で増やした資産を、具体的にどんなことに、どれくらい割り振るのかって今ままで真面目に考えてきませんでした。
そこで、今後の投資していく上で目的・目標を明確にして、自信を持って投資を続けるために、投資の達成目標額の考え方をご紹介します!
投資の目的設定:そもそも何のために投資をするのか?
人それぞれで投資の目的があると思いますが、投資したその成果を何に使いたいか明確になっていますか?
今回、このテーマを考えた結果、僕の場合は、大きく2つありました。
- 人生の3大支出(教育・老後・住宅資金)を効率よく確保したい
- 資産所得を作り、経済的に自由になり、充実した生活を送りたい
①、②の目的を達成するためには、目標額の設定とそれを達成する手段を考える必要があるので、次にそれぞれについて考えてみます。
投資の達成目標額 と 達成手段まとめ
後述する目標設定と達成手段の考え方を先にまとめておくと、こんな感じです。
さすが人生3大支出!総額1億685万円が必要という試算結果になりました。
投資の達成目標額を考える
人生3大支出と資産所得について、自分に必要な金額の考え方を紹介します。
教育資金
目標額
学費の目標額は、2,080万円について、どのように考えて、2,080万円に行き着いたかを説明します。
下図より、必要な教育資金としては、一番まとまった資金が必要な大学学費(仕送り含む)をターゲットにしました。高校以下の費用は、その都度捻出する予定です。
次に、子供の進路として、どこまで進学するかを考えます。下図より、想定として一番費用がかかりそうな『私立理系✕大学院まで』の2080万円としました。
子供の可能性を狭めたくないので、ここは頑張りどころ!と思っています。
さらに、現在めでたく第2子を授かっているので、学費は2人分となり、目標総額4160万円になります!
資金確保手段
必要教育資金2,080万円/人の確保手段は、投資信託(ジュニアNISA含む) + 貯金でいきます。内訳としては、下表のような感じです。
投資金額が6.66万円/月なのは、ジュニアNISA満額投資した場合の額です。
ジュニアNISAは、2023年で終了となりますが、教育資金としてはそのままの額で継続していく予定です。
積立推移としては、下グラフのような感じ。
0~12歳までは、投資信託(S&P500へ投資してます)によりリスクをとりつつ資産増加させ、その後13~22歳までは貯蓄により確実に教育資金を確保する戦略です。
老後資金
目標額
老後資金の目標額3,085万円について、どのように考えて、3,085万円に行き着いたかを説明します。
老後の必要資金の算出方法は、下記の計算式で求めて3,085万円としました。
<計算式>
老後必要資金 = (毎月必要生活費 – 毎月収入) ✕ 老後想定年数 ✕ 12ヶ月/年
<ちゃるしょの想定条件>
- 毎月必要生活費:36.1万円/月 (夫婦2人のゆとりある老後生活費)
- 毎月収入 :27.5万円/月 (夫婦2人分の年金収入)
- 老後想定年数 :35年 (65~100歳まで生きる想定)
老後必要資金 = (36.1万円/月 – 27.5万円/月) ✕ 35年 ✕ 12ヶ月/年 = 3,085万円
毎月の必要生活費については、下記の『生命保険文化センターの令和元年度「生活保障に関する調査」』の調査結果を引用しました。
本当は、自分の収入から社会保険料や所得税、住民税など計算しようと思いましたが、挫折しましたw
何にいくら使う想定のゆとり費かも分からないので、モヤモヤっとしますが、一旦これで考えていきます。
老後の収入は、とりあえず年金収入のみとして見積もっています。年金収入のざっくり目安は下記表を参照しました。
※あくまで目安なので、正確に知りたい方は自分で計算が必要。
資金確保手段
老後必要資金3,085万円の確保手段は、投資信託(積立NISA含む) + 企業型DC(加入者の追加投資なし)でいきます。内訳としては、下表のような感じです。
定年(2046年)まで積立すると、目標の3,085万円の倍くらい貯まっちゃいますね!(驚)
2046年の定年までの積立ケースだと、老後資金が過剰すぎる気がするので、目標額分くらいを貯める必要年数も算出してみました。下記通り行けば、2037年には老後資金を確保できる見込みです。
追加投資やめた分は、教育資金、住宅資金へ回す!
ちなみに、僕はあえて企業型DCの加入者掛金追加(マッチング拠出)はやっていません。そのことについて、気になる方は、下記記事をぜひ読んでみてください。
住宅資金
目標額
今年の2月に中古マンションを購入しましたので、住宅ローンの返済があります。
借入額2880万円✕変動金利0.41%✕返済期間35年で借りていますが、金利上昇を見込んで全期間で金利1%とした場合の総返済額は3,440万円です。
資金確保手段
住宅ローン総返済額3,440万円の確保手段は、基本的には投資でまかなうことは考えず、毎月コツコツ返済していきます。
私は、仮想通貨にも投資しており、一括返済できるくらいまで含み益が出れば、仮想通貨を利益確定し返済に充てたいと考えています。
仮想通貨と聞くと、怪しい・リスクが高いという不安があるかもしれません。
ですが、ケータイがガラケーからスマホへ移行したことと同じように、通貨についても大きな変革が起こり始めていると感じており、この流れに乗らないこともリスクであると考え、仮想通貨への投資をしています。
仮想通貨を購入するだけでは、株や債券のように配当収入はありませんが、DeFi(分散型金融)を活用し、仮想通貨を預けることで配当のような利回りを受け取ることもできます。
DeFiについて詳しく知りたい方は、下記リンクの記事を見てみると分かりやすいので、一度チェックしてみてください。
資産収入
目標額
資産収入は、高配当株による配当金を想定しています。この配当金で、基礎生活費とゆとり費を賄うことができれば、経済的自由という状態になれます。経済的自由の考え方は、下記参照。
<基礎生活費>
住居費、水道光熱費、食費、日用品費、衣服費用、家具・家電、税金、医療費など、生活するうえで必須の費用
<ゆとり費>
交際費、娯楽費、冠婚葬祭費、プレゼント代など、なくても生活できるけど、あればハッピーな費用
仮に基礎生活費だけを賄おうとすると、いくらの投資元本が必要かを計算すると、
9280万円も貯まったら、配当金なくても33年分の基礎生活費用が賄えてしまう…w
9280万円は目標として遠すぎるので、とりあえず身近な目標として、毎月3万円(年間36万円)の配当金を得ることを目標にします。
日本株の高配当株の探し方を知りたい方は、下記記事がおススメです。
資金確保手段
配当金を増やすには、単純に入金力を上げる必要があります。
そのためには、これから副業として、現在取り組んでいる『ブログ』 と これから取り組む『せどり』にチャレンジしていこうと思います。
まとめ
すべて想定通りに行くとは限りませんが、このような目標を持っていると、現状と目標のギャップがわかり、対策を講じやすくなりますね。
おわりに
毎月、資産運用成績を公開しているのですが、これからは今回設定した目標額に沿って進捗率を計測していこうと思います。
やはり、目標が数値化されていると進捗が具体的に分かるのがいいですね。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てるとうれしいです。
それでは、また!
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